2020年のプロ野球が開幕した。
無観客、120試合、延長10回、異例ずくめの開幕だが、それでも野球が見れるのは嬉しい。
私が野球を始めたのは小学校3年生のとき。
太ってきたとか、親父が野球をやっていたとか、友達が何人か野球をしていたとか、確かそんな理由で、決して自分が野球好きだったわけではない。
でも気づいたらグラブは持っていたし、ルールも知っていた。
完全に親父に外堀から埋められていたなと、今は思う。
大学3年まで野球は続けたが、本格的に野球が好きになったのは、現役をやめた頃だった気がする。
それまでは競技者としての野球に接していたが、観戦者として野球を見ると、またすごく面白い。
打つ、投げる、走る、捕る、そして、考える。
一試合3時間の間に本当にたくさんのことをしないといけない。
なかでも「考える」部分は本当に奥が深い。
バッテリーの配球、調子と相性の良し悪し、打順のめぐり、セオリーと奇襲。
ゆったりした試合進行の中で、両チームの間で無言の戦いがある。
更にそこにデータサイエンスまで入ってくる。
面白い。
野球を知らない方にぜひ解説をしたい。
そして、自分も勉強したい。
幾多の選択肢の中で、日本でこの野球が人気の理由を、ぜひ語りたい。
誰か、聞いてほしい。