原点:あやめ編

9/17の記事にチェーンする形で,柏木もほんわりと日向研究室の原点について振り返ってみたいと思います。

「あの食堂でカレーが食べたい」

いろんなものを投げ捨てて大学に入った理由は,たったこれだけでした。

技術科とつなげてくれたoratakeに会ったのは,趣味で音楽の授業を取っていたときでしたし,
「ダーツ用品を揃えたいから買い物に付き合ってほしい」と誘われたのはなぜかTwitter上でした。
今考えてもよく分かりません。

数年前の10月下旬、oratakeから
「研究室に燻製食べに来ない?ダーツできるよ」
という旨の,やっぱりよくわからない連絡を受けて,ホイホイついていったのが原点でした。
燻製がなにかは知らないけど,とりあえずダーツやりたい。
それだけでした。
ゼミが終わってから行くとだけ告げて,私は例の研究室の扉を叩きました。
(その時実際は扉はガラあきだったので,ずかずかと入りました)
初めて食べたので美味しいかどうかわかりませんが,燻製はたぶん美味しかったです。
ダーツもやって,楽しい時間を過ごしたと気がします。

それからふらふらと自分の研究室よりも例の研究室に入り浸るようになり,
ティーセットやら何やらを置き始め,買い出しをし,
眠ければソファを占領し,暇さえあればダーツを投げていました。
買い出しは基本的にえげつない量で,両手いっぱいのカップラーメンとスープ,
コーヒー豆などなどを業務スーパーで買い込むことになります。
(ちなみにこれらの中に私のものはほぼない)

こんな感じで紅茶を淹れるのが日常だった



それ以外はほぼほぼダーツに明け暮れていたので,ダーツだけはそれなりにうまくなりました。
今はもう無理ですが,3本に一回はブルに刺せるくらいに上達したのは自分でも驚き。
おかげで,お店で投げるとき,隣で「えいっ」とダーツを投げて,
的にあたっただけで「わーいっ」とぴょんぴょん跳ね回る女の子を「なんてかわいいんだ」と横目に見つつ,
ブルに入って「っしゃ」と小さくガッツポーズをするだけの可愛げのない女子になってしまいました。
ダーツのスローは異常に綺麗らしく,
「女子の中だったら一番のスロー」
と言ってもらえたのが今でもずっと誇りです。

さて,日向研究室といえばプログラミングの話題が出がちです。
私がXHTMLを知っていることが知れたのは,もう入り浸るようになって,
研究室に大分馴染んでからでした。
たまたまSkypeでそんな話をしていて,
「あ,私も昔書いてた」
と言ったら,
「見せて」
と言われて見せた挙句「なんだこの化石」と罵られるという謎イベントでした。
CSSやJavaScriptを知ったのは,これがきっかけでした。
これがなかったら今の仕事についていないと思うと,なかなか感慨深いものがあります。

さて,長くなりましたが縁は大事にしたいものですね,という話でした。

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